キャストのテクニック
センパイがカズミちゃんに「さっきの子、場内に入れて」と頼み、まもなくヒトミちゃんが「ありがとう、筆者さん」と嬉しそうに戻ってきました。
ヒトミと入れ替わりに席を立ち、別のキャストがセンパイの隣に座りました。
彼女はヘルプといい、指名の女の子が別のお客様の相手をしているときのつなぎ役です。
ヒトミは僕の隣に座りました。
ヒトミが「さっき渡した私の名刺を貸して」と言い、何だろうと思って渡すと、裏には携帯の番号を書いてくれました。
私の番号も聞かれたので教えてしまいました。
「期待」は結局実現しませんでした。
店の中がさわるっていう雰囲気でもないし、女の子も体を密着させるわけでもない。
というか右45度に座って膝同士がちょっと触れる感じでしたね。
ヒトミは手を私の膝において話をしていましたが・・・
電話番号をゲット!というやつです。
でも携帯電話が当たり前になった今は、指名客になりそうな社会常識があるお客様であれば、だいたいは教えてくれます。
待ち受け専用に使うなら、ソフトバンクに激安のプランも合ったと思います。
逆に名刺の裏に書いてくれたのが、テレフォンショッピングのフリーダイヤル番号だったら、自分のこれまでの生き方を振り返った方がいいかもしれません。
さてここで難しいのがお客様と何を話すか、女の子がどのような話題を提供すれば、お客様が話に乗ってきてくれるかということです。
天性のしゃべりの才能をもつ女の子や経験豊富なベテランキャストなら、どんな仕事をしているんですか?どこから来たんですか?というような頸管の職務質問みたいなストレートな問いかけもしません。
もっと自然な流れの中から、お客様がどのような会話を求めているのか、探り出す工夫をするでしょう。